塩分摂取量と胃ガンの因果関係

ずっと壇からい味が好き。味噌汁や漬け物もご飯のおともに食べるのが好き。味の薄いおかずを食べると食べた気がしない…ラーメンの汁も気づいたら全部飲み干している。

こんな食習慣に思い当たる人は是非、今日からその習慣をあらためるべきです。

日常の食習慣の中でも、私たち日本人が特に注意したいのが、塩分の摂取です。胃がんの原因としては、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が注目されていますが、それと同時に、胃がんを引き起こす大きな要因となっているのが塩分の過剰摂取です。

胃がんに見られる特徴的な自覚症状

実は日本や韓国などのアジア諸国は、胃がんにかかる割合が高い国です。特に日本は世界的に見ても、非常に胃がんが多いという特徴があります。日本では昔から味噌汁や漬け物、塩辛などの塩蔵品、魚の干物など、塩分を多く含む食品を食べる習慣があります。
発酵食品の味噌が体にいいからと、3食ともお味噂汁と白ご飯、ご飯のおともにお漬け物を食べるという習慣のある方は、特に中高年を中心に多いのではないでしょうか。そのため塩分摂取が過剰になりがちで、それが胃がんの発生にも大きく関与していると考えられています。

ご存じのように、多過ぎる塩分は血圧を上昇させます。最近では、血圧コントロールのために減塩を心がけている中高年世代の方も多いと思いますが、減塩の指導が広く行われるようになってきた近年も、日本人の塩分摂取量はさはど減っていないようです。

その理由は、練り物やソーセージ、インスタント食品などの加工品の摂取が多くなっていることに起因しています。こうした加工品は保存性や味を上げるために、思った以上に多くの塩分が添加されています。つまり味噌汁や漬物といった昔ながらの「塩分の多い食品」を減らしても、加工食品を多く食べていると減塩効果は薄れてしまうのです。

塩分摂取量は1日8グラムまでに抑える(塩分の多い食品には注意)

ひとつ幸いなことに、日本人は胃がんにかかる人は多いものの、胃がんによる死亡率は年々低下してきています。これは、ピロリ菌の除菌治療が一般に行われるようになったことと、内視鏡検査の普及により胃がんの早期発見・早期治療が可能になったためだと推察されます。ただ他のがんと同様に、胃がんも初期にはほとんど自覚症状はありませんので、早期発見のためには定期的な内視鏡検査が重要なことは、いうまでもありません。

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